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『はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術』

『はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術』

本書は、20年間にわたって、スモールビジネスを対象にした経営コンサルティング活動を行い、アドバイスしてきた企業は25000社にも及ぶ著者がその経験を生かし、職人の視点からスモールビジネスが失敗しがちな原因を分析したもの。そのうえで、成功するためのノウハウを明かした本。この書によると、米国では毎年百万人以上の人たちが会社を立ち上げる一方、1年目に40%、5年目で80%以上が姿を消しているという。その多くは「事業の中心となる専門的な能力があれば、事業を経営する能力は十分に備わっている」という誤った仮定で事業を始めるからだそうだ。実際には専門的な仕事をこなすことと、事業を経営することは全く別の問題だと述べる。帳簿をつけたり、人を雇ったりと、これまでに経験がないような仕事がわき出してきて、本業に手が回らなくなる。そうならないためには、収益を生み出す事業を定型化して、パッケージにしてしまうことが大事だ。つまり、自分がいなくても、ほかの人が同じように事業を回せる仕組みをつくることだという。そして、「どうすれば、ほかの人に任せても、事業は成長するだろうか?」などの質問を投げかけ、目標設定や組織戦略、人材戦略など、具体的なノウハウを解説していく。本書は旧版もあわせて、20カ国語で翻訳され100万部以上の売上実績を持つ E-Myth Revisted の邦訳です。米「Inc.」誌(2000年10月17日号)が行った起業家向けアンケートでは『7つの習慣』『ビジョナリーカンパニー』を抑えてビジネス書として第一位に選ばれ、ロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さん』シリーズでは推薦書として取上げられています。

本書には、アップルパイを焼くのが得意で、パイの専門店をオープンした女性起業家サラが登場します。彼女がお店の経営に悩むなかで、経営コンサルタント(=著者)と出会い、議論を広げ、次第にスモールビジネスの経営ノウハウを身につけるという会話形式をとっています。
 著者は、本書のなかで、スモールビジネスの経営者が陥りがちなワナをとても分かりやすく説明し、それを避けるための考え方を紹介しています。会社を経営する人、これから会社をつくる人、起業家精神を高めたい人に、ぜひおすすめいたします。また本書は、スモールビジネスの経営に携わっているみなさまを読者に想定して書かれたものですが、「個人の能力に依存しない組織を作ろう」という著者の主張は、あらゆる種類・規模の組織に有効なものだと考えています。

著者紹介
マイケル・ガーバー(Michael E. Gerber)
 スモールビジネス向けの経営コンサルティング会社 E-Myth Worldwide の創設者。E-Myth社では独自のメソッドを開発し、20年間で25,000社以上のスモールビジネスに対してアドバイスを行ってきた。
 そのメソッドは大企業でも高く評価され、アメリカン・エキスプレス、ソロモン・スミス・バーニー、マクドナルド、ジョン・ハンコックグループ(大手保険会社)など多数の顧問先を抱える。
 スモールビジネスを成功させる独自の手法を初公開した本書は、全米ベストセラーとなり、世界20か国で翻訳。カウフマン・センターなどでの研修用テキストとしても活用されている。
スモールビジネス向けの経営コンサルティング会社E‐Myth Worldwideの創設者。E‐Myth社では独自のメソッドを開発し、20年間で25,000社以上のスモールビジネスに対してアドバイスを行ってきた。そのメソッドは大企業でも高く評価され、アメリカン・エキスプレス、ソロモン・スミス・バーニー、マクドナルド、ジョン・ハンコック・グループ(大手保険会社)など多数の顧問先を抱える

訳者
原田 喜浩
スタートアップ期の企業から大企業まで、幅広い経営コンサルティングの実績をもつ。得意分野は経営戦略の立案。
(株)日本総合研究所研究員


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